クォンタムタッチ―奇跡のヒーリング技法
リチャード ゴードン
ヴォイス
2003-12

こんにちは。

 

人を治したい時は、その黒く見えた部分を、生体電気や温かさにて、うまく患者に影響が出ない様に流していくことを心がけてください。

結果が出ることは当たり前ですが、それ以上にどこが辛いのかを、筋肉の盛り上がりで確かめておくことは大事なことです。

黒く見えた部分を粉砕してしまうと、相手も割とダメージを喰らいます。

流れない時や、中々流せない人に当たった時は、その人に「治りたくない意思」があるのだと思ったほうがいいです。また、何度も同じところで病気に なって、いろいろ駆け込んでくる人もいると思います。わたしもそんな人間なので、人の事を言えた義理ではありませんが、「治したくない」と言う理由より、 「生活の為に仕方ない」部分もあります。

人は、「体質性質の理由があって、罹る病」等があります。食べ物を変えようと、どんなことをしようと防げないこともあります。これらは、結局のところ、性質的にそこへ余波が来て、生活が成り立つわけで、全ての人間が等しくバランスよく生きるのは難しい事です。

生育環境におけるバランスのゆがみは、体に如実に表れますし、生きている中で、成功する人がいれば失敗する人もいます。全てが、競争社会なので、疲 れる人がいます。疲れても、それはそれでも、必死で頑張るしかありません。人生が終わった時、あんなに頑張らなくてもよかったとか、もう少し自己中心でい ればよかったと思う人もいますが、それは迎える最期が、ある程度のステータスだから言えることになります。

バランスよくとはいえど、心の中の黒い部分は、確実に「身構える姿勢」を人にもたらすので、そういう面が見えたら、この人はそういう成長過程なのだと分かって、見守ることに専念して欲しいと思います。施術者が、あまり深く相手に入り込んでしまうと、健全さが無くなります。

また、人のモノを吸い上げることについては、相手と対峙する際に、手から腕へ、腕から肉体へと、吸い込むから困るのです。手だけで、手以上は踏み込 ませない様なブロックを心がけるとうまく行きます。「触っても、心の底から同調してしまうと、大変な目にあいます。」客の話は、ほどほどでいいのではない でしょうか。

わたしは、確かに何でも触る人間で、触ってみないと分からないことが多いのです。視覚を少し遮断して生活してみれば、如何に先入観で生活しているかが分かります。その中で、先入観を排除し、正確性を求めることに関しては、

 

「施術者は、心身ともに健康である必要があります。」

 

霊能者とかヒーラーは、決して、「居場所のないあなた」や「自分を持たないあなた」や、「何かにすがっていたいあなた」には、就いていただきたい職 業ではありません。相談事には、経験則だけ使うなら、頭はそんなに使いませんし簡単そうに見えると思います。しかし、接客業ですが、人のマイナスやネガ ティブを取り祓う接客業です。一瞬の気の緩みで受け取ることもあるので、出来れば、客の両極端の煽りに、自身のメンタルが追い付かない人には、望ましくな いと考えます。

アロマセラピストも、最近は自身の体つきが最大の「広告」となります。

無論ですが、霊能者もヒーラーも、その「広告」たるご自身が、律している部分が表面に出ていないと、接客業としては陳腐です。

ファッションの店に行く時、渋谷の109のおねーさん方は、非常に美しいスタイルで、うまく店の商品をコーディネートし、客に当たります。高級ブラ ンドでは、その店にふさわしい顔つきの方々が、品よく応対してくれます。ファッションやブランドが好きな方は、店員さんの真似をしたがります。

つまり、それと同じように、霊能者もヒーラーも、「この人になりたい。ちょっと、小顔過ぎてそこまではいけないけれど、いつか似たような雰囲気をまといたい」と思わせれば、大変上手にできます。

憧れられる人になるのこそ、実は一番のブロックです。憧れる人に攻撃する人はいませんから。

 

ちなみに、わたしが良く行く整体さんは、自身が人の体を扱うだけに、ご自身の体を鍛えることをこよなく愛しております。それ故、客のわたしと、その 整体さんでは、毎回「マニアック」な話題に花が咲き、必死に勉強してついていこうとするわたしを、整体さんは、あっという間に追いつけない程の距離の先 で、涼しげな顔で毎度筋肉美を披露してくれ、目安について色々と語ってくれます。もう、ここまで来ると、この方は、特殊な人なので、そういう人材は、大事 にしたいと思っています。

実際、予約がいつもいっぱいです。開いてても、すべて埋まります。かくいう私は2週間前に予約を入れておきます。

そして、未来にお目にかかるであろう、人材の為にちょっと書いてみました。

 

Reiki Offering
Shastro & Nadama
Malimba Records
2004-06-15