サイキックバイブル (GAIA BOOKS)
ジェーン・ストラザーズ
産調出版
2008-11-01

こんにちは。

わたしは、その昔、理解されないまま、「精神病」という名前で片づけられた「喘息持ち」「アレルギー持ち」「アトピー持ち」「狭心症」の患者でした。色々詳しく調べてもらったのですが、膠原病ではありませんでした。このブログを読む人は、メンタルヘルスに興味のある方ばかりだと思います。克服できない病を抱え、現状をどう過ごしたらいいか、その心持を知りたい人ばかりだと思います。そんな中で、不安定な環境を抱えた人は、霊感が強くなります。また、観察力が異常に長けても、霊感は強くなります。

ですが、基本的に、霊感霊媒体質やエンパスは、精神感応力もありますが、非常に「パニック」になりやすい性質を持っています。
理由としては、精神感応して引っ張ってきたものに対する「生活経験の浅さ」による「免疫が少ない」ことが挙げられます。

色々と、基本的には、「遭った経験」は多いわけですよ。誇っていい程出会ったなと思うでしょう。でも、「解決できた経験」が少ないんです。経験は経験を積むとして、人生経験を積まないと、分からない分野はあります。
また、小さな事をいつまでもクヨクヨと引きずる。こういう癖、おありになりますよね。クヨクヨ引きずる行為は、嫌な思いを覚えてしまうことや、その事象にまつわる話が、余りにショックで、そのことにしか視野を向けられなくなった証拠なんですね。
あんまり、霊感ですとかエンパスですと、周囲に言うのは、「現在、中年の思春期です」という感じで、意外と疎遠にされることが多いですよ。

わたしはエンパスの中のエンパスであり、霊感霊媒体質だと自分で理解しています。沢山視たクライアントには、
丁寧に対応しますが、1人のクライアントのことをいつまでも覚えておきません。
相談の段階では貰ったメールから読んで、視ていくので、精神感応しますが、基本的に電話でも対面でも何でも終わったら、その場で即「忘れています」。
記憶に残る件もありますが、記憶に残らない方が圧倒的に多いです。

これは、サーバー管理者とヘルプデスクを兼任した時の自分で積んだ技ですが、昔は、相談相手のPCにアクセスすることはできませんでした。その代り、全てのクライアント環境を覚えておけるのは、電話一本で想像がつくので、便利であり、その対策も高じることも、電話一本でできることがありました。でも、対応する数が多ければ、記憶力が余程いいか、解決している間に相手の不満に付き合いながら作業を続けるか、どちらかでしょう。
今は、企業であれば、遠隔で操作できるソフトがインストールされており、別に解決するのは、日本人である必要はないんです。ただ、出向かなくてはならない場合は、「線の繋ぎ」とか、「物理的な移動」だけです。ここは、クレームがつきものなので、日本人に欲しい感覚ですね。

わたしは、あまり記憶しません。無論、その事象が霊障であった時、解決がついた段階で、遠視リストから、外します。
膨大なやり取りのログは残してありますから、既出のクライアントに関しては、ログを読めば思い出すこともできるでしょう。ログは5年以上の保管をしません。基本的に医者も、カルテで患者を思い出しますし、暗記できるほ どの患者は、「余程強烈なインパクトがあった」患者ですよね。
昔は記憶に残って、悩みましたが、今は全く悩みません。記憶に残さない様に、睡眠をよく取るからですかね。睡眠の質もストレスによって変わりますよね。ストレスの質によって、自身の睡眠が深くなるように努力はしますね。
覚えててほしい人もいるとは思いますが、そこまで執着するほどの間柄ではなかったと思ってほしいですね。もし、それでもと思う人には尋ねてみたいですね。
「あなたは一体わたしを本当に知っていると言えますか?」

わたしは、未だなお、患者のままです。心臓病もそれに係ることも色々と持病があります。でも、わたしは、痛かったことを記憶しませんし、AとBを同時に行うと、自分の発作が起きることが分かってて、忘れていたりすることが多いんです。
病から来る痛みに「身構えない」姿勢なんです。
身構えなければ、記憶しませんし、あっやっちゃった程度で済んで、また忘れてしまいます。

人は、冷静である為に必要なことがあります。その一番は、忘れることを程ほどに行うことなんです。いちいち、揚げ足を取るような生活では、「身構えてしまう」でしょう。身構えは、「感情」から来る「拒否」の現れです。身構えて凝った場所や、集中しすぎて、固まった部分をほぐさないと、結局はその内容にだけ囚われて、「自分を見失い、世間から踏み外す」ことになるでしょう。
冷静になることで、一番難しいのは、自分自身と家族のことでしょう。昔から、霊能者は身内と自分に弱いと聞きますが、身内と自分自身を強くできないモノが、他人を救うこと等できないのです。どんな自分に対しても冷静になることは、あなたにとって難しいことでしょう。

わたしは、それでも、「生きたかったし、苦痛を少なくして生き伸びる為に冷静さを己に持った」のです。

西洋医も東洋医もどんな分野でも、治療者は、「何でも症例の痛みを知っていて、その苦痛を取り去る方法を知っているわけではない」のです。得意分野もありますし、不得意分野もあるでしょう。その「豊富な経験と症例で、苦痛を取り去る方法を考えるけれど、あなたへ寄り添う完全なカスタマイズは難しい」のです。診ている人の量が違いますからね。
わたしは、確かに、精神病だと言われたことも、人格障害だと言われたこともありました。治す術は見つからず途方に暮れたこともありました。けれど、人生の修羅場を踏み続けたり、自分が実は沢山の病気を抱えた人間であり、自分が治そうと思わなくては、変わらないと思った時から、冷静になれたんです。

カウンセラーが治してくれるという期待や、精神科医が治してくれると言う期待、医者が自分を完全に治してくれるという期待だけで、色々なところに出かけても、何一つ あなたの症状は変わりません。あなたが治し、あなたが癒し、あなたが自力で「自分の弱いところ」や、「自分の邪悪な面」を見つけなければ、なにひとつ、あなたの世界に、色はつきません。
パニックになりやすい人は、解決策の勉強をすべきです。「騒げば、人が対処してくれると思う甘え」が自身の中にあることに気がついてください。人に対処して貰うのではなく、ご自分で考えてください。

怖いことを、ご自身で解決したい時には、必ず、どんな人でも「不安が描く曲線」はマックスになります。
冷静にもなれませんし、邪魔になることは凄く多いですよ。無駄なモノも多いし、あなたの考え方自体古いですし。だからこそ、見たこともない、越えたこともない山は、途方もなく高く思えるものです。
しかし、自力で乗り越えると、その不安は、二度と同じ数値まで上がりません。何故かと言えば、経験値として、自分で解決策を知ったから上がらなくなるのです。

もし、わたしに何故と問いかけても、わたしが突き放すその理由はなんでしょうか。わたしに何度尋ねても、同じ答えしか返ってきません。それはどうしてだかわかりますか。
そんなことを、他人に聞くより、あなたは、人生の中で「泥水をかぶる勢い」で、ご自身で考えてください。考えたことで起きたことは、自分で解決しましょう。その「覚悟」を持ってください。逃げるだけではなく、ご自身の弱さに向かい合ってください。
そして、解決でき た時、あなたのパニックに対する部分は少しずつ減ってきます。

毎度土壇場で、毎度お題が変わるのは当たり前です。免疫をつけていきましょう。
金を払えば、解決すると思ってたらパニックになりやすい自分は変わりませんし、パニックにどうしてなりやすいのか、どうして自分の視野は、狭くなるのか、「この人はどうして脅す」のか、よく考えてください。自分の経験を積んで、そこで痛い思いをして学んでください。学ぶと決めたからには、及び腰ではなく、覚悟を決めてください。

エンパスさんは特にメンタルヘルスの症例等は、読まない方がいいと思いますね。ひとの苦しみをわが身に落とすことが嫌なら、読まない方がいいです。
いらない思いはいらないと、自分で弾き、単に症例集として見れるならいざ知らず、小説を読むように感情移入して読むと、自分自身が引き込まれます。そして、自分が引き込まれ、心が乱れるようなサイトの閲覧は控えてください。
いつか、冷静に読めるようになるのは、「内観」となる自身が達成できてからです。それができない内は、引きず られ精神感応し、苦しみます。
自分の症例をまず第一に考えてください。自分と似たケースで治し方があるのかと思って、漫画を読めば、精神感応者にはきつい漫画があります。大体終わりは「本人の死」で締めくくられますね。
あれは読み物だから死ぬんです。読者のリピーター率や、視聴者のドラマ等は、見てくれ稼ぎのために、「奇想天外な」状態を起こすのです。

「仮想空間だからあり」なんです。

現実に、「牡丹と薔薇」や「砂の城」、「ノルウェーの森」にあったようなあんな自分の感情を「モロ出し」できる空間は現実にはありません。だから人は自分 自身にある内なる狂気がその登場人物に出てくる狂気と共振してしまい、引き込まれます。通常の健全な人は、その仮想空間で、ストレスを解消しているのです。
「内なる狂気」「内なる残忍性」を人は誰でも持っています。でも、普通はそんなことを表に出しません。人に見せない黙って押さえている面があるんです。
だから「無茶苦茶」な設定が「滅茶苦茶」であればある程、「売れる」んです。

けれど、現実の越え方は、「全然違います。」
自分の「内なる狂気」を引きずり出して、それでパニックになっても、それは自業自得です。
免疫がついていない状態で、風邪の集団に飛び込むようなものです。風邪 は250種類以上あります。その風邪に免疫をつけて私達は現在いますが、免疫が落ちるのは、ストレスで体が弱った時や過労、睡眠不足と決まっています。なにも、ご自分から、何も風邪をひきに行く事はないでしょう?
水疱瘡は一回かかれば、もう免疫ができます。ですが、口唇ヘルペスのように、体が弱まれば皮膚の弱いところに再度出てきてしまいます。それと理論は全く同じです。

鑑定でも浄霊でも、「悪質な霊」がいる時に限って「何も言わないで逃げ去る霊能者」や、逃げ切る「無責任な坊主や、変なおっさん」方がいます。
悪質なのを取っちゃうと、顧客は、途端にある程度の軽さに気がついて、「カモ」になりたがります。カモになりやすいのは、霊感霊媒体質、エンパスの心の闇です。

生きていれば、喜怒哀楽どんな感情もあって当たり前です。そうじゃなくて、どよんと澱んだ感じは、自分で防ぐだけではなく、受けたら、「風呂に入って身を清めるのと同じく」、整体やエステや鍼灸へ行けばいいのです。
逆に、鍼灸や整体やエステでも、施術者がパンクする時があります。でも、その際は、少し休むことも必要ですし、普通に風呂に入る感覚で、身綺麗になる手段は幾らでもあります。
霊能者や色々な人に煽られて、慌てているあなたには、今、何が憑いていると言われたんですか。それは、本当に憑いていますか?死者の臭いとか霊の臭いするんですか?今すぐ、死ぬんですか?そう言われましたか?それは、本当ですか?

そうじゃなくて、冷静に第三者から見たら「今のあなたには気前よくお金払ってくれそうな感じ」しかしないんじゃないですか?



超能力バイブル: Psychic BIBLE
杉山 伸悟
2014-06-04(こういうの買う人は、老いも若きも中二病かな、笑)